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東寺の兜跋毘沙門天立像に会う

8月13日、たまたま時間が空いたので、東京国立博物館で開催中の空海と密教美術展に行ってみた。

密教美術は、日本美術史上重要な位置を占めるが、造形が異様でかつ難解。背景には、密教自体がわかりにくいからだ。

それはともかく、平成館へ。土曜日は18時まで開館だから、時代は変わったものだ。

そこで、久しぶりにお会いしたのが、東寺の兜跋毘沙門天立像。これほどお近くで見られることはそうない。

中央アジア風の鎧をまとい、地天女らに支えられて、地中から湧き出した様子だというお姿は、男前だし圧倒的だ。
久しぶりに見ると、彫りは鋭く、目には輝石が入るから、威圧感がある。

さらに軽く右に腰をひねって立つ姿は、硬さから躍動感、リズム感を産んでいる。
東寺の兜跋毘沙門天立像は、この系統で一番スグレモノだ。

空海と密教美術の見物は、東寺講堂から主な像を持ってきたこと。それを上からはもちろん、360度見られることだ。
普段は、遠くから礼拝するだけだが、お姿がほぼ等身大だったことはよくわかる。

数としては少ないが、名品揃い。大半は一度は目にしているものだけど。
見方がだんだんポートレート撮影の目になってるかなあ(^-^;

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