レジ袋
職場の近くの書店で、文庫2冊と雑誌を購入。
「カバーを掛けますか?」と店員。時間もないし、文庫を持ち歩くときは、エプソンからもらったビニールのブックカバーを使い回せばいい。ので、「いりません」と断る私。店員はおもむろに、黒のレジ袋に入れて渡す。ふとレジ台の横をみると、「レジ袋をお断りいただいた方にはスタンプを押します。」とある。
おいおい。私がブックカバー拒否で期待しているのは、まとめて紙袋に入れてくれること。プラスチックのレジ袋なんか期待していない。紙のカバーは確かに便利だし、不要になったらリサイクル可能だ。でも、2つも要らない。だったら、昔みたいに紙袋で渡してくれるのがいい。鞄を持っていたら、そのままでもいいぐらい。雑誌1冊なら、シールをお願いしたこともある。
昨年4月に改正容器リサイクル法が施行され、京都議定書の二酸化炭素削減目標達成をめぐって、レジ袋がやたら目の敵にされている。さらに、ゴミ減量というかけ声まで加わって、いつの間にか「レジ袋無料配布中止」が時流になりつつある。確かにレジ袋は製造から流通、処分まで、必ず二酸化炭素の排出が伴うのは事実だ。
イオンリテーリングは、今年の4月には500店舗でレジ袋の無料配布を達成したという。イオンの店舗展開は、郊外型大規模店が中心だ。そうなると、自動車でガソリンを使って店舗へ行くことになる。客はイオンのマイバスケットを購入したら競合店へ行かないし、行く必要もない。郊外型店舗の多い地域で、レジ袋無料配布中止を実施するのは難しくない。そこで、胸を張って自己主張するのは、どうなんだろう。
http://www.aeon.info/ICSFiles/afieldfile/2009/03/31/090331_1R.pdf
レジ袋無料配布中止というのは、手段が目的化している。昨年北京の書店で、レジ袋が配布できないから、買った本をビニールひもでくくっていたけど、まさにこれと同じ。レジ袋の無料配布を中止して二酸化炭素を減らしても、自動車で往復して二酸化炭素を排出したら、差し引きはどうなんだろう。
街角に落ちていたり、風に飛ばされているレジ袋をみるのはとても悲しい。私はできる限りマイバッグを持参して買い物をする。駐輪場がいつもいっぱいだけど、マイバッグ持参率を上げるために、あえてお買い上げ総額から2円引くと開き直っている西友の方が私は好きだ。



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